みなさんこんにちは、情報システム部の大河原です。GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
GWが明けまして、RubyKaigi 2023がいよいよ今週末に迫りました。リンカーズは、当イベントにGold Sponsorとして協賛いたします。
RubyKaigi 2023
RubyKaigiとは、Ruby言語の開発者たちが一堂に会する、世界最大級のRubyテックカンファレンスです。今年は昨年に引き続き、オンラインとオフラインとのハイブリッド開催にて行われます。オフライン会場はでは長野県松本市のまつもと市民芸術館となる予定です。
コロナ禍も収束に向かいつつあるということで、今年は3年ぶりにOfficial Partyや各種ドリンクアップイベントが戻ってくるようです。松本での夜がとても楽しみですね。
リンカーズはGold Sponsorとして協賛しているほか、私含めて6名のメンバーが松本市の会場にて参加いたします。
メンバーたちの気になるセッション
さて、その参加メンバーたちがRubyKaigi 2023で気になっているセッションは何なのかを聞いてみました。
今年は3トラックでの開催ということでどのセッションを聴くのか迷うところですが、我々の意見をセッション選びの参考にしていただければ幸いです。
大河原: Rethinking String(Day 3)
Railsアプリの開発でも頻繁にお世話になるStringですが、Railsアプリをやっているからこそ「バイナリデータを表現するユースケース」の存在は盲点でした。
そもそもどのようなユースケースでバイナリデータを直接操作するのか、そしてそのためにStringはどのような機能を備えどんな問題があるのか、「灯台下暗し」的な楽しさを見いだせそうなセッションです。
石川: Fix SQL N+1 queries with RuboCop(Day 2)
大きく複雑なDBを抱えていると避けられないN+1。bulletでワーニングを表示しても、いつしか見る前に手が勝手に「閉じる」を押すようになってしまうN+1。
実際どれほどパフォーマンスに影響があるのか、Autocorrectできるの?!など身近で気になるテーマなので楽しみです。
平田: How resolve Gem dependencies in your code?(Day 2)
RubyGemsやBundlerがいつもよしなにやってくれて、エラーが出てから慌てて調べるライブラリ間の依存関係。
普段はあまり意識していない箇所だからこそ解決の仕組みにとても興味があり楽しみにしています。
横山: The Resurrection of the Fast Parallel Test Runner(Day 2)
parallel_testsとは異なるアプローチでテストを並列実行するtest-queueの存在は、噂では聞いたことがありました。
test-queueの復活によってどのようなPipelineを構築できるようになるのか、聞くのが楽しみです。
鈴木: Load gem from browser (Day 3)
Rubyの新機能に興味があります。RubyKaigi2022で発表されたRuby3.2のWASM対応ですが、今後どういう発展を見せていくのか、どういう新しいことができるのか、さらに学べることを期待しています。他にもWASM関係の発表がある様子なので積極的に聞きにいくつもりです。
呉: Build a mini Ruby debugger in under 300 lines(Day 2)
デバッガは実際どのように動いているかを学べるのでお楽しみにしています。毎日IDEのデバッガから恩恵を受けていますがRubyMine/VSCodeがないとppしかできないこの自分はよりプロなデバックスキルを身に着けたいです。
ノベルティ
もちろん、今回もリンカーズのノベルティを会場に持っていきます!
オンサイトでの働き方が徐々に復活しつつある、とのことで、昨年同様オリジナルデザインのEstimation Card を持っていく予定です(写真は昨年のブースで撮影)。
みなさんのチームで日々行っている見積にぜひお役立てくださいね。
それでは松本で!
さてみなさん、旅支度は万全でしょうか?
「文化香るアルプスの城下町」松本市にて、みなさんにお会いできるのを楽しみにしております!