みなさん、あけましておめでとうございます🎍
本年もどうぞよろしくお願いします。いよいよ今年は平成が終わりますね。
すでに1ヶ月ほど経ってしまっていますが、12/8(土)にRails Developers Meetup Day 4 が開催されました!
そこに弊社の大河原が登壇し、「『あの人』に学ぶ!駆け出しRailsエンジニアの日常の過ごし方」というタイトルで発表を行いました。
……なのですが、記事を書いているのは大河原本人です(笑)
話しきれなかったことや懇親会での話、他のトークについては個人的にブログでまとめている*1ので、発表に関連した会社での活動をメインに紹介します。
もくじ
登壇した感想
登壇の準備は本番1ヶ月ほど前から少しずつ進めていたのですが、実はギリギリまでスライドが出来上がっていませんでした。
というのも、話したい内容が多すぎて、どうしても首尾一貫した話にまとまらなかったからです。
あれもこれもと試した結果をできるだけ全部詰め込もうとした挙げ句、ドラゴンボールと絡めようとしたのですから、当たり前ですよね。
そんなわけで、社内で練習するためのスライドは大慌てで作ることになりました。出来上がったスライドを見ても、シナリオがまとまってないのでやはりイマイチ。
本番2日前までは「このままだと失敗するなあ」というぼんやりとした不安をずっと抱えていました。
後述の通り本番前日に社内で発表練習を行ったのですが、そこで頂いた意見によってスライドの方向性が見え、内容を思い切って絞り込んだスライドは会心の出来になりました。
スライドができた瞬間、ぼんやりとした不安は「これなら行ける」という自信に変わりました。
前々日まで抱えていた漠然とした不安はどこへやら、当日は非常に落ち着いた語りで話すことができ、期待以上の反響をいただくことができました。
登壇するときは、内容を絞り込むことと、思い切って早めに人に見せるのって大事ですね。
コメントをくれたメンバーに感謝です。
社内勉強会
発表の中で「業務時間中でも勉強しろ」という話をしました。
駆け出しのエンジニアは業務時間が数十分〜1時間減ったくらいで出せる価値が大きく変わらないので、そこを勉強に充てて近い将来出せる価値を大きくした方が良い、ということです。
私は1年ほど前に入社したときはほとんどRailsの知識がなかったのですが、最初はもっぱら仕事の中で学んでいくつもりでした。
しかし、社内勉強会をきっかけに「業務時間中でも勉強する」という発想に至ったのでした。
Twitterでもときどき紹介していますが、弊社システム部では毎週月曜日に @netwillnet氏を迎えて社内勉強会を開催しています。
この勉強会では1時間の枠で
- 開発の振り返り会
- 読書会
を行っています。
開発の振り返り会では、GitLabで「振り返り希望」のタグが付けられたIssueやMerge Requestを取り上げて、ハマりポイントの周知や課題解決方法の議論、gemの知見共有などを行います。
また、読書会は以下の記事で紹介されているような形式で行っています。
これまでリンカーズで取り上げたのは、
- アジャイルサムライ ー 達人開発者への道
- Ruby on Rails ガイド:体系的に Rails を学ぼう
- Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門
- Rubyデザインパターンまとめ | 酒と涙とRubyとRailsと
- 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版(現在はこれ)
などで、私が入社したときはちょうどRailsガイドの「モデル」を読み終わったところでした。
読書会の中で(少し勉強していたとはいえ)自分があまりにも知らないことだらけであることに愕然とし、業務時間中にRailsガイドを、最初から順に毎日少しずつ読み進めるということをはじめました。
おかげさまで徐々にRailsの知識が増えていき、仕事の生産性は上がり、振り返り会の話題にもついていけるようになりました。
こうしてきっかけを貰ったという意味で、私の中で社内読書会は非常に意義深いものです。
また、DHHが言うように、Railsは「おまかせ」で良いようにやってくれる技術なので、一線で活躍している方でも知らないことがあると思います。
社内読書会、やってみてはいかがでしょうか。
発表練習
今回の登壇にあたって、業務時間中に発表練習を行いました。
Googleカレンダーから任意参加で予定を飛ばしてお願いしたのですが、CTO含むメンバーの4割ほどが集まってくれました。
実際に練習してコメントをいただくことで、
- 最初に全体像が提示されない
- 内容を詰め込みすぎで、分かりづらい上に尺をオーバーする
- スライドに文字が多い
などの問題点が浮き彫りになりました。
結果的にスライドが大幅に改善し、なんとか見られるものになったと思います。
この発表練習は「LTを業務時間中に自由に企画してよい」という文化に基づいたものです。
今回は私のためにわざわざ集まっていただいた形になりましたが、基本は技術的知見の共有を目的として企画されます。
現在は「開催頻度が低い」のが課題ですので、仕組みを考え直すか企画に積極的なメンバーを増やしていきたいですね。
We Are Hiring!!
というわけで、リンカーズでは成長意欲の高いエンジニアを募集しています。
どなたでも以下のリンクからお問い合わせください。